【新卒採用】実務シリーズ4

こんにちは!  社会保険労務士srです。

今年度の新卒採用は、コロナ禍もあり、昨年と様変わりしました。
業界によっては、新卒者が就職できない様子も見られます。

1年でこんなに変わってしまうのだからこそ、採用活動も基本を守った
地道な努力が必要だと思います。

僕が実践してきた、地方の医療法人の採用状況に絡めて説明します。

高卒採用の場合

僕が、この2年間力を入れてきた部分です。
基本通りに学校訪問を繰り返し、就職担当の先生との関係を構築
する。

特に、介護系の専門課程を持つ高校が減少した昨今、地道な活動
をするしかない。これを愚直に実践して、成果が出てきたかな?
と思ったところで、コロナです。

学生さんや先生は、就職先として考えてくれるようになってきた
のですが・・・親御さんたちが反対してしまったようです。

僕のいる地方で、介護施設のクラスターが発生して、大きなニュース
になり、加えて、その施設の対応が宜しくなく、批判の対象となって
しまいました。

また、数年続けてきたインターンシップが、なかなか開催できなかった
のも理由の一つでしょう。

せっかく連続して採用できていて、それが売りになっていたのに、残念
ながら途切れてしまいそうです。(最後まであきらめませんが・・・)

大学、短大、専門学校の場合

高校生と違い、大学、短大、専門学校の学生さんは、苦労しています。
専門職を学ぶ学部は特、特に厳しいと思います。
(おそらく未だに決まっていない学生さんもいますね)

業界によると思うのですが、病院関係も患者数が減り収益悪化が報道
されています。それによって採用を絞っている病院、多いです。

幸運なことに、僕が関係している医療法人は、コロナ禍で4,5月の数字
は減少したものの、その後持ち直しています。

また、来年度、新病院の開業もきまっていますので、採用枠は増やして
います。

医療事務、療法士関係、技師関係など、その業界を目指していた方から
多数問い合わせを頂きました。
例年と違い、今年度は多少選択させて頂いたのは、心苦しく思いました。

なので、僕にとっては追い風で、大幅増の採用人数も何とか確保できそう
です。また、良い人材が多いのも嬉しいことです。

まとめ

新卒に限らず、採用については、多くの就職産業がしのぎを削っています。
僕にも多く営業電話、メール等が来ます。(情報漏れまくりです)

しかし、僕が関係している、地方(の医療)法人に必要なのは、地道な活動です。
それが、このようなイレギュラーで大きく方向転換されたときに、効果を
発揮するのだと思います。

また、一生懸命に就職活動している学生さん達とふれあい、それに応える
ために手を抜くことなく対応する。
そのような気持ちのやり取りを通じて、企業を代表する採用者の思いを周辺に
伝えていく。

採用も、結局は人対人なので、この方法が一番だと考えています。
(大量に採用する大手企業では、使えない方法でしょうけど)

本日も最後までお読み頂き、まことにありがとうございました。

sr
sr

社労士SRです。
令和3年度の独立開業に向け、色々挑戦中です。
見よう見まねですが、blog、Twitterも始めました。
拙い内容ですが、よろしくお願い致します。

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