こんにちは! 社会保険労務士srです。
僕のメイン業務は「相談顧問」なので、今月の内容を的まとめる
ついでに(笑)、その内容を紹介します。
あくまでも僕のスタイルなので、悪しからずご了解ください。
相談顧問契約には、月一回の訪問が無料でセットされていますので、
今回は、その部分を中心に進めていきます。
労務担当者に対する研修
6月の課題は下記の2点で、(1)は顧問先の要望、(2)は提案項目と
なっています。提案項目を、どのように選択するかも腕の見せ所
ですね。
(1) 試用期間1か月目の面談内容について
採用人数が多い会社は、ここを手抜きすると、早期退職に繋がったり
問題社員で苦労することになるので、ここは丁寧に行いたい部分です。
面談時の聴き取り内容は、下記のような項目になりますので、面談シートを
作成して記録としても残すようアドバイスします。
・健康状態
・1か月の業務内容(研修内容)
・職場の雰囲気
・職場、会社に対する要望
先に書いた通り、この面談の目的は、大きく二つあります。
① 離職防止(要因があれば、早期に対応する)
② 本人の適性判断(適合しなければ、早期に対応する)
※所属部署 責任者へのフィードバックは必須です。(嫌がられることありますが)
次の4か月目の面談時に改善を確認し、改善が見られなければ、対応を考え実施する。
(2) 法改正について(最近のトピック)
この内容が、今月の僕からの提案研修となります。
労働法関係は、法改正が多いので労務担当者の勉強は必須です。
でも、社労士の受験勉強でもしていればまだしも、一般の人は
なかなか追跡できません。
ので、ここは社労士の専門領域ということになります。
・自己都合退職時の給付制限変更
・子の看護休暇、介護休暇の時間単位取得
・障害者の法定雇用率引き上げ(2.2⇒2.3%)
・70歳までの就業機会確保(努力義務)
・中途採用比率の公開義務(大企業)
・時間外、休日労働に関する協定届の様式変更
実際の業務に関係してくる部分だと、こんなところでしょうか。
専門家として「オタク」の部分が出ないよう(笑)、注意しています。
仕事に役立てて頂くことがメインですから。
労務責任者及び管理部門責任者からの事例相談
その月に実際に起こった事例について、対処方法や本社への
報告内容について相談を受けます。
軽いものについては、都度メール等にて相談対応をしています
が、上記のように重要なものについて相談を受け、対処方法を
検討します。
概ね、問題社員に対する事例となります。
この辺については、特定社会保険労務士の研修・試験内容が
活きてきます。
日々の研鑽と事例対応が相まって、コンサル経験値が上がって
いくのだと思います。
不思議なことに?その内容は、僕が経験して、色々調べて解決策を考えたこと、
又は嫌な思いをしつつ苦労して対処したことがほとんどです。
問題となることは、何処も同じというわけですね。
(1)1時間 (2)1時間~2時間・・・合計で2時間~3時間といったところです。
契約では、120分以内としていますが、(2)については相談者の方が納得するまで
時間をかけることにしています。大事な顧問先ですから。
まとめ
社労士の中には、「相談顧問」や「コンサル業務」をあまり
好意的に見ない方もいるようです。
「手続業務」できて、なんぼや!的な・・・・・
でも、これは比較すること自体あまり意味がないことのように
思えます。
僕は、「相談顧問」中心に業務を受けますが、「手続業務」を
主体としている方々を軽視するつもりは全くありません。
労務関係を主体とするか、年金関係を主体とするか、と同じこと
ですよね。優劣をつけること自体ナンセンスなことです。
また、こう言うと批判されるかもしれませんが、僕は社労士業務
のみをしようとは思っていません。
社労士としての資格を活かした、人事全般の相談対応をしたいの
です。
社労士の資格とその知識、及び研鑽がメインとなりますが、営業
として、多くの会社と関わったこと、企業の人事として業務に
携わったこと全て含めて、お役に立ちたいと考えています。
それが、この年齢で開業した僕の特性だと思っているからです。
本日も最後までお読みいただき、まことにありがとうございました。
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