こんにちは! 社会保険労務士srです。
以前のブログで、令和2年に読んだ本の中で、1番と思った
書物の内容を紹介させて頂きます。
【令和2年振返り】読書について
あくまでも、僕の感覚、仕事の進め方の趣向的な部分なので、
その点ご了承ください。
会社にいると仕事ができない
この本の冒頭「本当に集中して仕事をしたいとき、あなたはどこへ行きますか?」
僕の場合は・・・
1 ネット環境がある静かな場所(図書館、ワーキングブース、書斎カフェ等)
2 週末など、誰もいない会社
今は、1の環境でブログ書いていますし、週末は、ほとんど1の環境で仕事
しています。
また、以前勤務していた上場会社では、週末が完全に休みだったため、月に
1回程度は土曜日に、業務整理していました。2の環境ですね。
(管理監督者だったので、残業代ない代わりに自由はききました)
「本当に仕事がしたい人にとって、昼間の会社ほど最悪な場所はない」と言い
きってます。
僕はこの意見に賛成で、実際の行動は、まさしく上記の通りです。
本の題名は「リモートワークの達人」となっていますが、リモートワーク以外
でも、(今後の)仕事の在り方を示している名著だと思います。
いますぐ質問しないと困る
「昼間の会社で仕事が進まない最大の理由が、これです」
「集中モードの最中に、質問され作業中断。再度集中モードに入っても
また中断」
本当に仕事をしているときは、「集中モード」に入ります。
基本的には、後回しにさせてもらうのだけれども、その一言のために
作業は中断し、再度「集中モード」に入らなければならない。
これ、結構労力使います。
緊急かそうでないのか、その見極めも、仕事をする上で大事な能力です。
「報連相」について聞くと、ほとんどの人が「私はできています。すぐに
逐一報告するようにしています」と言います。
でも、緊急かそうでないか、内容のどこを伝えるべきか、伝える方法は
どのようなものがあるか、など考えていなければ、「報連相」が出来て
いるとは言い難いと思います。
有能な社員の見分け方
「リモートで仕事ができる人は、もともと仕事のできる人」
これも真実でしょう。
・素の自分があらわになる
時間当たりの成果物が、ごまかされることなく明らかになるから。
何となく1日が終わった、という形にはならない。
・監視(管理)されてなくても、自分の仕事ができる
見られていようが、そういうことに関係なく、自分がやらなければならない
仕事がわかっていて、期限の設定、優先順位も決められる。
(仕事を)やってる風のパフォーマンスは通用せず、成果のみが示される。
「成果物のみ示されれば、誰が本当に有能なのか一目瞭然」
「もしも成果物が欠陥だらけなら、その人が有能でないことは明らか。
時間がかかりすぎるなら、仕事をやりとげる力が足りない」
かなり厳しいことが書かれているが、真実と言えるでしょう。
楽しい仕事を、楽しい仲間と
「(頭脳労働者の)モチベーションを引きだす唯一の方法」
「それ以外に近道はない」
と言っています。
勤め人として、これは難しいでしょう。
仲間も仕事も自分で選べませんもの・・・
でも、真実だと思います。
なので・・・僕は、自分の事業でこれを達成したいと思います。
まだ、人を雇えるようになるかは、わからないけど、「楽しい仕事」を
選ぶことは可能だと思っています。
「楽しい仕事」=「楽な仕事」ではないのは、当然で
「楽しい仕事」=「遣り甲斐のある仕事」「人のためになる仕事」
「自分を高められる仕事」等々も含まれるでしょう。
「楽しい仲間」は、自分が雇う人もそうですが、クライアントも含めた
関係者全員と捉えたいです。
そうすることよって、自ずと「楽しい仕事」に繋がるような気がします。
まとめに代えて
以上が、独自の解釈もかなり含んでいますが、僕が令和2年No1に
選んだ理由です。
「リモートワークの達人」という題名が付いていますが、今後の働き方
に必要な考え方が網羅されてます。
いわゆる「ジョブ型雇用」に対応する考え方とも言えます。
多くの方に読んでいただき、ご自身の働き方、仕事に対する考え方を
見直すきかっけとして頂けたら、と思います。
少なくとも、今までの日本版サラリーマン的働き方では、通用しなくなる。
このことを強く感じさせる書物と言えるでしょう。
本日も最後までお読み頂き、まことにありがとうございました。
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