こんにちは 社会保険労務士srです。
ようやく読めました、
ユダヤ人の成功哲学「タルムード」金言集 石角完爾 著
楽天ブックスで購入しようとしたら、品切れだったこともあり
このタイミングになりました。
タルムードとは
ユダヤ人は、世界中のビジネスで成功者が多いと言われています。
インテル、フェイスブックの創業者等、ゴールドマンサックスも。
スティーブン・スピルバーグもそうですね。
そのユダヤ人の叡智の源が「タルムード」という説話集(議論集)
で、5000年もの間語り継がれ、勉強されているということです。
ユダヤ人の歴史的な話は置いといて、「タルムード」のいくつかの
説話が、YouTube等で紹介されていたので、ぜひ読んでみたいと思い
ました。(原本は読むことはできないので、解説書?ですけど)
良く紹介される説話は、
・魔法のザクロ
・七匹の太った牛と七匹の瘦せた牛
・金の冠をかぶった雀
・キツネと葡萄畑
・難破船の三人の乗客
などがあり、題名だけでも興味をそそります。
この中で、説かれていることは、
「ノーペイン・ノーゲイン」
「ノーペイン・ノーゲイン」は、多くの説話の中心的なテーマと
なっています。
痛みなくして得るものなし⇒犠牲なくして成功なし
いいとこ取りはできないよ! という風にもとれます。
または、成功するためにはリスクも必要、とも。
僕は、今年から個人事業主として独立するために、色々なことを
考えていますが、「どっちつかずは、ダメだよ」と言われている
気がします💦
でも一方で、「リスクの程度に見合った成功」というようにも
読み取れます。
大きなリスク⇔大きな成功 小さなリスク⇔小さな成功
と言った感じでしょうか。
「二足の草鞋ではなく、スパッと草鞋を一つにしないと成功できないよ」
という極論ではなく、「二足の草鞋の程度に見合ったレベルの成功」からの
スタートで良いかもしれません。
でもいいとこ取りはできない、と肝に銘じ、本業でない草鞋には固執せず、
いつでも脱ぐ覚悟を持っていれば良い、と結論付けました。
僕の好きな作家の村上春樹も、新人賞を取るまで、ジャズパブ?続けて
いましたし。(その後は、作家一本になりました)
【村上春樹】小説について
「多くの失敗から学ぶ」
「最悪で最良の災難」とも言っていて、下記説話で記しています。
・成年アダムスの疑問
最悪の災難だと思っていたが、それがなければ、もっと最悪の事態に
なっていた、と解釈しています。
僕も、45歳である会社の取締役になり有頂天になっていました。
「(会社の)史上最年少の役員」と言われて・・・」
51歳の夏、ある日突然、何の前触れもなく任を解かれました。
誰のせいでもなく、全て自分のせいではあったものの、まさしく
天国から地獄、バラ色の将来から先のない将来になってしまいました。
自己の失敗から最悪の災難を受けてしまったのです。
正直人生が終わってもいいとも考えました。
しかも、もう一度同じ失敗をし、最悪の事態に陥ってしまいました。
54歳のことで、もう本当に終わりだと思いました。
でも、1週間後には、社会保険労務士の資格取得の勉強を始めていました。
藁をもつかむ気持ち・・ではなかったですね。
説明できないですが、自然と導かれるように・・今思えばですけど。
そこからは、今までの生活と一変して「努力の人(笑)」になったような
気がします。
まだまだ人生の結果は出ていないので何とも言えませんが、多くの失敗と
最悪の災難にあったのは事実です(あくまでも自分原因で)。
これを(最悪で)最良の災難にできるかは、今後の自分にかかっています。
しかし、確実に言えることは、失敗して災難を受けた後の方が、多くの
経験をし、多くのことを学び、多くのことを実行したということです。
だって、60歳で挑戦しようとしているし、ブログ書いていますもの(笑)。
「教育とは」
教育とは、「教育することを教育する」ことだ!(下記説話で)
・母鳥と三羽のヒナ
この部分は、まさしく今後、僕が力を入れて行わなければならないこと
だと、強く意識しています。
自分が教わったことを、次の世代の人に伝えていく。
誤解を恐れずに言えば、「自分が受けた恩を、その人に返すのではなく、
次の代に対して返していく」ということでしょうか。
先に記した通り、僕は二足の草鞋を履くつもりなのですが、その大きな
動機の中には、このことがあります。(経済的理由もあることは事実ですが)
自分の持っているものは、出し惜しみなく伝え、教育していくつもりです。
しかし、学ぶ気のある人、志のある人達に対してです。
努力もせず、ただ口を開けて待っている人に対しては、教育し伝える気は
全くありません。
そのような方は、まず「タルムード」関連の著作を読まなければいけません(笑)。
「ノーペイン・ノーゲイン」です。
読む人によって、心に残るまたは響くところは違うと思います。
あくまでも、僕の中での感想となっていることをご了承ください。
本日も最後までお読み頂き、まことにありがとうございました。
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