こんにちは! 社会保険労務士srです。
来年からの仕事に、深くかかわってくると思われるのが
「特定技能」という在留資格を持つ、外国人の労働者です。
知人が、この関連の法人を立ち上げたので、お手伝いをさせて
頂くことになります。
実際にフィリピンでの、実体験最終日とまとめを記載します。
【フィリピン視察】最終日
2020年2月19日
この日は、日本に帰るだけです。
渋滞を見込んで、朝7:00にホテルロビーに集合です。
流石に、フィリピン時間は・・・15分遅れただけで、車が到着です。
ニノイ・アキノ空港には、早めについたおかげで、チェックインが渋滞
しましたが余裕があります。
そこで、同行した方にラウンジに誘われて、初めてラウンジ体験を。
クレジットカード(多分ゴールド以上)で、入れるみたいで、なんと
同行者1名も無料になりました。
バイキング形式の食事も摂れますし、飲物も豊富です。
「早く空港に来て、ゆっくり朝食取ればよかった」と、同行の方が
言っていましたが、その通りです。
ゆっくり過ごして、ANA便で成田まで。仕事は終了したので、機内食と
ビールを頂きます。映画を見ながら、「ほっと」した気分になりました。
成田に到着しましたが、コロナの影響で旅行者(特に中国人はいません)が
極端に少なく感じました。
残ったペソを両替し、バスで羽田まで・・やっと日本を実感します。
途中渋滞がありましたが、フィリピンと比べると軽く感じます。
羽田で、少し時間がありましたので、今度は皆でラウンジへ、となりました。
僕だけラウンジに入れるクレジットカードを持っていなかったので、また別
の方の同行者として無料利用させて頂きました。
「ラウンジ利用できるクレジットカードを申し込もう」と決意しました。(笑)
そして、国内線にて無事に、初の海外出張を終えることができました。
まとめ
元々「技能実習生」のための視察でしたが、「技能実習生」を雇用するべきと
完全に思いました。
帰国した週末に、社労士会のセミナーに参加した際も、関係者の方が「技能実習
生の制度は間違いだった。(労働者としてです)今後は「特定技能」に絞られる
だろう」と仰っていましたが、同感です。
「技能実習生」は労働者ではなく、実習生なので多くの制約があり、「特定技能」
制度化された現時点では、メリットは少ないです。
それに比べ、「特定技能」は労働者なので、日本に来てからの制約はあまりなく、
手間がかかりません。(技能実習生と比べてです)
☆特定技能(介護)1号のメリット
・雇用後すぐに人員配置基準に参入したい場合
・新設の事業所で外国人を雇用したい場合
・雇用初年度から最大人数を雇用したい場合
・コストを抑えたい場合
但し、デメリットもあります。
一番大きいデメリットは、同業種での「転職」ができる、ということです。
二番目には、日本人と同等の賃金でしょう。
安い労働力、という考えは通用しません。
よって、「特定技能」はより質が求められ、それを左右するのは「送り出し機関」
の実力です。日本語の教育はもちろん、業種の教育或いは資格者を集める能力です。
次が本当の意味での採用に繋がる面接で、基準も明確になり自信をもって臨める、
と思っていたのですが、コロナ禍のため、しばし中断となってしまいました。
その間で・・・・・・採用する側ではなく、紹介する側になるかもしれない、とは
何とも言えず不思議な縁(えにし)です。
次回、「特定技能」について書かせて頂く際は、きっと別の視点からになると思い
ます。 乞うご期待。
本日も最後までお読み頂き、まことにありがとうございました。
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