こんにちは!社会保険労務士srです。
前回は、
1 勉強時間
2 勉強の進め方
3 テキストの使い方
について、お話ししました。今回は、その続きです。
問題集の解き方
4 過去問題集の解き方
以前にもお伝えした通り、フォーサイトの過去問は、単元ごとに組み換えてありますので、記憶が定着しやすくなります。過去10年間出題された同じ系統の問題を続けて解きますので、自ずと傾向と論点が掴みやすくなります。5肢の構成が異なっていて、違った問題に見えても聞いてくるところは同じなんだな・・・とかです。
過去問の解き方は、5肢の1肢づつ丁寧に解いていきました。この肢のどこが間違っているか、間違っている個所の正解は何なのか、ノートに文字で書いていきました。そうすることで「論点」というものの理解ができるようになります。各受験予備校とか通信の講師が「論点をつかむことが重要」言ってた意味がやっと分かりました。論点は、決して多くないんだとも・・・
また、すごい発見もしました。昨年の選択式で手こずった「労一」の問題が、なんと7年前の択一に出題されているではないですか。選択式の勉強方法には決め手がなかったのですが、択一と選択は無関係ではないと気付いたのでした。この年(第49回試験)にも同様に、択一の過去問が選択に出題されていました。
フォーサイトの過去問題集には、専用のDVD開設も付いていて、これも何気に参考になりました。
結局過去問は5回くらい解きました。3回目には、〇(大丈夫)△(不安有り)×(また間違え)の印をつけ、4回目は△と×、5回目(直前期)は×のみ解きました。解くスタイルは、終盤になっても帰ることなく、一肢づつノートに書き留め解いていきました。5回目は前日になったのですが、かなり問題も絞れてましたので、全部丁寧に解いても2時間位でした。
全国模試の使い方
5 全国模試の使い方
これは、絶対受験することをお薦めします。しかも会場受験で! 回数は2回位が適当でしょう。
どこのものを選ぶかは自由ですが、TACが一番人気ですね。受験生も多いし、問題レベルも本試験並みだと感じましたので、私も一押しです。習熟度を試すことは当然なのですが、当日と同じタイムスケジュールで実施されますので、時間配分、解く順番(特に択一)を体で感じるということも
大きなポイントです。私は、昼食メニューも試しましたし(笑)。
また、TACの受験特典で配布される、選択と択一の問題集(特に選択)は良いですよ。模試は大体6月、7月に実施されることが多く、この時期に1日つぶれるのは勿体ないと考える方もいらっしゃるのではないかと思いますが(私は初年度そう思いました。受験はしましたが)、それを上回る効果あると思います。初年度は、模試終了後全てを見直しましたが、それをすると時間がいくらあっても足りなくなるので、間違った問題だけ「さらっと」見直せば十分だと思います。
この全国模試では、大きな発見がありました。一見見たことのない難問のように感じる問題も、論点だけ見れば普通の問題に気付きました。つまり、4つの肢は太刀打ちできなくても何故か1つの肢だけ論点がはっきり見えて、それが正解肢だと言うことです。目からうろこと言いますか、「あ~これが社労士試験なんだ」ということが分かった瞬間でした。「だから論点ね」と。でも、これに気付きたのは、過去問を一肢づつ丁寧に解いて、論点を把握する訓練をしたからだと思います。
全国模試は2回受け、1回目C判定、2回目B判定でした。前年はEかD判定でしたので。まあ、それよりも収穫は大きく、確信と自信が生まれた瞬間でもありました。その後の勉強にも好影響だったのは言うまでもありません。
長くなりましたので、今回はこの辺で。次回もう少しだけ勉強方法のお話しをします。
本日も最後までお読み頂き、まことにありがとうございました。
コメント