【人事】と言う仕事について4

こんにちは! 社会保険労務士srです。

以前のブログでも紹介しましたが、僕は、社会保険労務士試験合格の
約1年前から、企業の【人事】セクションで働いています。
2016年9月からですので、あっという間に5年経ちました。

僕の経験における【人事】という仕事、第4弾、採用各論3です。

【採用各論】社内教育

これについては、難しい、と言うか、企業規模・業種によって差異が
出ると思われます。

僕自身も、正直いってまだまだ経験不足なので、偉そうなことは言えません。
ですので、思い的な部分が多くなること、ご容赦願います。

大手企業の場合、かなりこの部分にはお金をかけてくれます。
社員が、「え、また研修~」と言うくらいに。
社員が多いので、常に教育の機会を作らなければ、レベル感が一定に保てず
現場が困ってしまうからです。

一方で、中小企業の場合は、ここまで費用と時間はかけられない。
費用は置いといて、時間をかけることができない、ということは深刻です。
研修、教育に出すと、ただでさえ人員不足な現場が回らなくなってしまう
からです。(現場の断り文句に使われる部分もあるのですが)

一歩譲って、現場の技術的なことはOJTでやって頂くとしても、中小企業
にとって、社会人モラル等の基礎的な部分は、どうしても必要です。
それは、企業の質に関連することであるからです。
あとは、メンタル関係について。これも喫緊の課題です。

これに対しては「ℯラーニング」が効果的だと考えています。
費用的にもリーズナブルなものが揃っています。
階層別に受講講座を指定(必須口座)して、受講端末、場所、受講時間
確保します。
(外部での)集合研修とは違い、それらの確保は、少し工夫すればできます。

また、昇進、人事評価の一つのツールとして使うこともできます。
テスト、レポート提出が組み込まれた口座もありますので。

【採用各論】自己啓発

基礎的な部分は、OJTやℯラーニング等の社内教育に委ねるとして、より
専門的な部分については、自己啓発が必要です。

今回は、大企業ではなく、中小企業を想定していますので、他人任せは限界
があります。
新卒社員は別として、しかし入社3年も経てば、自分は今後どの分野を伸ばせば
良いのか?どの分野に興味を持っているのか?がわかるようになります。

「では、会社はその部分にどれだけ援助してくれるのですか?」ということも
よく耳にします。
でも、全ては自分のためなのです。「会社のためだから」という人もいるかも
しれませんが、やっぱり最終的には自分のためなのです。

終身雇用が崩れつつある今、頼れるのは自分のスキルだけ、と言っても言い過ぎ
ではないと思います。
現代は昔と違って、個人スキルが活かせる機会が増えています。
僕は、人事として、やる気のある社員には、そのようなことを話をすることが
多くあります。仮に、本業とは全く関係ないスキルであっても。

社員のキャリア形成のためのアドバイスをすることも、人事の大事な仕事です。
例え、それが社外でのキャリア形成となっても、それに対してアドバイスできる、
そんな人事の専門家になりたいと思っています。

本日も最後までお読み頂き、まことにありがとうございました。

sr
sr

社労士SRです。
令和3年度の独立開業に向け、色々挑戦中です。
見よう見まねですが、blog、Twitterも始めました。
拙い内容ですが、よろしくお願い致します。

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