こんにちは! 社会保険労務士srです。
会社では、就業規則類を苦労して整えていましたが、社労士登録した後の
資格者としての最初の目標は、「特定社会保険労務士」と名乗ることです。
そのためには、「紛争解決手続代理業務試験」を受け、合格しなければ
なりません。
その受験資格は、合計63.5時間の特別研修を修了した者に与えられます。
特別研修受講申し込み
社労士登録の次の年(2019年)6月に、特定社会保険労務士となるべく、
「紛争解決手続代理業務試験」の受験資格を得るため、「第15回特別研修」に
申し込みました。
この特別研修は、全国15都道府県で行われる「中央発信講義」30.5時間と
全国7都道府県で行われる「グループ研修」18時間及び「ゼミナール」15
時間となります。
またまた、自県では受講できず、中央発信講義は金沢、その他は名古屋での
受講となります。
金沢は通いますが、名古屋は宿泊が必要となります。
トータルの費用は・・・20万~30万円と言ったところでしょうか。
この試験合格で、労働局の「あっせん」や「調停」(正確な内容はいずれ紹介します)
手続きの代理業務ができるようになるのですが、私の住んでる地方では、案件
自体が少なく、社労士が手掛ける案件はさらに少ない、と言われてます。
(実態もそうで、その少ない案件も弁護士が受任するケースがほとんど)
よって、必要ないと、受験されない社労士も最近では多いと聞きます。
「では、なぜ?」と聞かれると・・・・
正直言えば、独立した際に「特定・・」での差別化が欲しい、こともあります。
いや、ちょっと違いますね。「特定・・」が付いていないことで、差別化され
ないように、が正しい気持ちだと思います。
しかし、純粋に自分のスキルアップに繋がる。
また、判例研究が好きで、後半の研修で弁護士の方の講義で学べる。
これが一番だと思います。
好きなことは、熱意をもって真剣に取り組めますからね。
義務感などなく、興味のある分野を勉強したい、と純粋に!
期間は、私の場合、2019年9月21日~11月23日までの約2ヵ月間。
主に、土日に開催されます。
平日は勤務、土日は研修の生活が始まりました。
特別研修(中央発信講義)スタート
まずは、金沢での「中央発信講義」がスタートしました。
足掛け3週間、ほぼ土日がなくなりました。(笑)
「中央発信講義」独特のネーミングですよね。当初イメージがつかめ
ませんでした。
分厚い教材と補講用のDVDが送られてきました。
事前の予習が必要と言うことで、教材が届いてから毎週土日は、
図書館で教材を読んでました。
憲法、民法、民事訴訟法・・・・んー面白くない。ところどころの判例は
面白く、ほぼその部分を中心に読んでいました。
しかし、憲法はともかく、民法はちゃんと読み込んでいた方が、後々の
研修で役に立ちます。
さて、金沢で研修が始まりました。
科目ごとの講義DVDを視聴するという形で、行われました。
全国で中央から送られてきたDVD講義を視聴する=「中央発信講義」
ということだと理解できました。
この講義、結構苦痛ででした。(笑)
当時は、「こんなの自宅でできるよ。わざわざ金沢までこなくても・・」
と思っていました。
が、今考えると無理ですね。
集まって、監視されているので真面目に見てますが、自由な環境では
どうなるものか?
今年度は、「新型コロナウィルス感染症」の影響で、eラーニングになり
自宅で受講できるようですが、集中して真面目には難しいと思います。
自分に限ってですが、DVDの中の講師が指示しても六法全書など見たり
しないでしょうから、自宅では。
今年の受講生は、辛いと思います。頑張ってください。
そうこうして金沢での講習は無事終了して、次回からは、名古屋シリーズです。
本日も最後までお読み頂き、まことにありがとうございました。
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