【勤怠管理】システム化1

こんにちは! 社会保険労務士srです。

以前のブログで、

【人事】と言う仕事について7

勤怠管理については別途書きます、としていました。

実際に、勤怠システムを立ち上げた事例について、お伝え
したいと思います。
いつもながらの体験談となりますが、肝の部分はしっかりと
捉えた内容にします。

システム導入前

いわゆる、タイムカード使用で、まだまだ中小企業では使用している
会社は多いです。
人数が少ない場合は、この方式で問題ないと思いますが。社員100名
を超え、シフトが混在する企業の場合は、システム導入した方が確実
にメリットありと考えます。

<タイムカード使用のデメリット>
工数がかかるというのが、一番のデメリットです。
特に、面倒なのは、下記の二つ + シフトです。

・パート従業員の時間計算
各々違うパート従業員の労働時間を確認して、タイムカードの余白に
書き込みます。
労働時間により、休憩の有無が付加され、引き算が発生します。
そして、有給休暇取得時に、何時間加えるの?

熟練の技?慣れが必要で、誰でもできる仕事ではなくなります。

・残業時間
これも打刻時間で計算すれば、そう面倒ではないのですが、大概
タイムカードを使用している企業は、承認制か届出制になってい
ます。別途、用紙があるということです。
そして、これもタイムカードに書き込んでいきます。

さて、ここにシフト勤務が絡むと、どうなるでしょう?
毎日の、始業・終業時間が違います。
遅刻・早退が正確に把握できません。
いつが休日かわかりません。
月の休日数、有給休暇数が自然と狂ってきます(笑)。

いえ、笑い事ではないのです。
だって、お給料が正確ではなくなるのです。

【勤怠管理システム】導入へ

最終形態のイメージは、下記の通りです。

勤務日 曜日 勤務区分 打刻時間 始業・終業 実労働時間 所定労働時間 法定外割増
12月11日 C(9:00-18:00) 8:50-18:00 9:00-18:00 8;00 8:00 0:00
12月12日 C(9:00-18:00) 8:47-18:10 9:00-18:10 8:10 8:00 0:10
12月13日 C(9:00-18:00) 8:55-18:05 9:00-18:05 8:05 8:00 0:05
12月14日 C(9:00-18:00) 8:40-18:02 9:00-18:02 8:02 8:00 0:02
12月9日 休日          
12月10日 B(8:30-17:30) 8:21-17:32 8:30-17:32 8:02 8:00 0:02
合計   21-10休     168:28:00 168:00:00 0:28

すみません💦
本当は、この2倍くらいの項目あるのですが、僕のテクニックでは
エクセルで作成した表の全体を表示することができず・・・

最終的には、個人別に、この勤怠管理表が作成され、給与システムと
連動させます。

この勤怠管理表が、締め日ごとに作成されるように、システム内容を
作りこんでいくことになります。

多分、この最終形がイメージされないまま導入すると、結局使えない
システムとなってしまいます。

実際の構築編については、次回となります。

本日も最後までお読み頂き、まことにありがとうございました。

sr
sr

社労士SRです。
令和3年度の独立開業に向け、色々挑戦中です。
見よう見まねですが、blog、Twitterも始めました。
拙い内容ですが、よろしくお願い致します。

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