【村上春樹】小説について2

こんにちは! 社会保険労務士srです。

村上春樹シリーズ(笑) 第2弾です。
全作品を一つづつ紹介する・・のではありませんので、ご安心ください。
あくまでも、僕個人の感覚でお伝えしていきます。
(ハルキスト、評論家の皆さん等、すみません)

僕が思う代表作

全て読んだ中で、印象に残る作品。
印象に残るとは、僕の好み、何かの転換点とかを感じた作品です。

「羊をめぐる冒険」は、前回書いた通りです。

「世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド」は、僕が思う、
これぞ村上春樹、という小説です。

テンポよく、導入部分から一気に引き込まれ、澱むことなく読み進められ
休憩するのももったいない。
独自の「パラレルワールド?感」満載で、不思議で意味不明でありながら
なぜか興味が尽きない。
村上春樹の小説に僕が一番感じるのは、ここかもしれません。
「不思議で完全には理解できず、もやもや感が常に残るのだけれど
興味が尽きない・・どころか、ますます興味が湧いてしまう」
麻薬?媚薬?のようなものなのかもしれません。
なぜ、どこ、とか考えたこともあったけど、今は、そのようなものだと。
そして「ねじまき鳥クロニクル」です。
この小説には、村上春樹のすべてが詰まっているのではないかと
感じました。

文体の読みやすさは、さらに磨きがかかり、不思議な世界観、これに
言いようのない恐怖が加わっています。
不気味なグロテスク感とでも言いますか・・・・

場合によっては、「これぞ村上ワールド」と言えるのかもしれません。
村上ワールドのキーワード的な「井戸の底」も登場します。

(でも僕の中での純粋な村上ワールドは、「世界の終わりと・・・」なのです)

そして「1Q84]に続いていく・・・と言ったイメージです。
この作品は、僕が初めて読んだ村上作品で、そこから遡ってきた訳ですが、
流れは確実に感じるとができました。

「この流れで、ここに至る」と。(偉そうに聞こえたら、ごめんなさい)

別の観点での代表作

小説だけを読んでいると、好き嫌いが明確に分かれてしまうのかな?と思います。
それはそれで構わないのだけれど、嫌いな人のも、村上春樹のエッセイは読んで
欲しいですね。

もともと文章は読みやすく(大変なテクニックだと思います)、趣味・教養が豊か
なので、最高に面白いです。
結末もちゃんとしてますし。(笑)
外国での滞在記や渡航記なども、興味深く面白いですよ。

作品数も結構多くて、全部紹介したいのですが、「村上朝日堂」シリーズを!

多分、関連で6~7作品くらいあると思います。
村上春樹さんが、どんな人かわかります。
僕個人としては、普通の人で良かった(笑)、と感じましたよ。
趣味とかものの考え方とかね。
そしてもうひとつ、「雑文集」

このエッセイ集は、村上春樹さんが、真面目にわかります。(笑)
ここで読んだことは、ただ読むだけでなく、僕の日常生活(大袈裟かな)
にも影響を及ぼしました。
その辺は、次のブログで書かせて頂きます。
本日も最後までお読み頂き、まことにありがとうございました。

 

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社労士SRです。
令和3年度の独立開業に向け、色々挑戦中です。
見よう見まねですが、blog、Twitterも始めました。
拙い内容ですが、よろしくお願い致します。

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